たったひとつの曲がり角で
僕らは出会う。
・・・道・・・
「出会い」とは不思議なものだ。
むしろ、「出会い」ではなく、「運命」という方が正しいのかも知れない。
ひとりの青年は、元ソルジャー。
ひとりの花売りは、この世でたった独りの古代種。
ひとりの反乱者は、反神羅の過激派アバランチのリーダー。
ひとりの格闘家は、スラムのバーテンダー兼アバランチのメンバー。
一匹の少年は、星を守る種族の生き残り。
ひとりの忍者は、故郷を想う少女。
一匹のぬいぐるみは、神羅に勤めるサラリーマン。
ひとりの元タークスは、罪に縛られる怪物。
ひとりのパイロットは、宇宙への夢を抱く熱き親父。
人種、年齢、性別、職業・・・、何も関係がない彼らが。
運命に流され出会う。
さぁ、道はつづく。
ひとりの元ソルジャーは、五番魔晄炉の爆破によってスラムへと落ちて行く。
その先に出会うのは、ひとりの花売り。
そして、道は重なる。
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お題、初挑戦の一発目です。
FF7のアルティマニアオメガを読んでふと思いついたネタ。
2006/11/6